◆写真展の報告◆ 愛知・岡崎(2003年3/6〜3/8)横井さんより

時 3/6(木)〜3/8(土)
   
所 イオン岡崎ショッピングセンター
     3階 イオンホール 

来場者数 3/6(木) 151人
        3/7(金) 222人
        3/8(土) 348人   合計721人

アンケート結果
     総数 216 (男63  女153)
     年齢 10歳以下 2
        10代   56
        20代   33
        30代   39  
        40代   36
        50代   30
        60代   11
        70代以上 9

     何を見て来ましたか
        チラシ     48
        ポスター    6
        知人から    87 
        買い物のついで 51
        イオンのHP   1 
        その他     23

(主なアンケート内容)
*10代 女
  教室にチラシが張ってあって、すぐ見に行きたいと思って来ました。知り合いが白血病で亡くなったので すごく見に来れて良かったと思いました。私も嫌なこととかよくあるけど、ここの写真の子達に比べたら、全然たいした事じゃないんだなと思ったから、これからもこの子達の分まで、何でも挑戦したいと思う。これから、この子達の為に何か出来ればいいなと思う。 ありがとうございました。

*10代 女
  今、ちょうど授業で学んでいて、写真を見てすごくショックを受けまし
た。同じ地球でもこんなに全く違う世界に住んでいるように思いました。特に、脳がなくて生まれてきた子供の写真が、とても衝撃的でした。本当に、戦争は絶対にいけないと思ったし、核実験でも本当にたくさんの人が被害にあっているから、本当に無くなって欲しいと思います。

*10代 女
  目をつぶりたい、見たくない、背けたい、そんな写真が一杯ありました。ですが、やはり背けてはいけない。海の向こう側にいる人達は、今何訴えんとしているのか、私達が受け止めていかなければいけない現実だと思いました。今、現在も続く戦争。それがいつか無くなることをずっと願いたいと私は思います。

*10代 女
  私達が何不自由なく暮らしている時も、いろいろな事で苦しみ、辛い思いをしている人々がいるのだと知り、胸が裂けるようだった。私達は嫌なことがあるとすぐ逃げ出すけれど、イラクの人々は、苦しみと正面から戦い、笑顔を失わないで生活している姿を見て心うたれた。自分に出来ることがあるなら、何でもしてあげたい。

*20代 女
  放射能被害がイラクで深刻な問題となっている事を、この写真展で初めて知った。(食糧問題だけだと思っていたので)ナンを焼く母子の写真が印象的であった。戦時下であっても人々の生活と、ささやかな幸福が存在することを、強く感じました。この幸福な家庭と、子供達が安心して生きる事のできるイラクが、一刻も早く実現して欲しいという気持ちになりました。

*20代 女
  私達の知らないところで悲惨なことが多く起こっているのを、こういう機会でしか知ることはなく(ニュースでも多々取り上げられているが、短い時間の中、ブラウン管の向こうの出来事としか、思わない人もいるはず)、買い物という日常の中で、目にすることが出来よかったと思う。人ひとりでは非力だけど、多く集まれば何か 出来るはずだと思います。今後の活動の益々のご活躍とご発展をお祈りします。また、若い男の子達が一生懸命折り鶴を折っているのを見て、心が暖かくなりました。

*20代 女
  有難うございました。まず自分の無知さに恥ずかしくなりました。そしてこの写真に出逢え、この事実を知ったからには、今この瞬間にも、同じ地球上に生きている、同じ人類の仲間のことを感じつつ、正しく生きていかなければいけないと思いました。

*30代 女
  多くの人々が苦しんでいることは知ってはいるが、心を痛めながら何も出来ない 現状。今日7歳の女の子が腹水を抜く写真を見て、またお父さんの気持ちを思うとたまらなかった。私の娘も7歳と5歳なのです。平和な日本の今の生活に、感謝しつつ物を大切に、毎日の生活を大切に生きて いきたいと、あらためて思いました。遠い国の話でなく、この現場を見てきた人がいるんだ、目の前で現実に起こっていることなんだと、写真を見て感じました。

*30代 女
  湾岸戦争の傷は話で聞いて知っているつもりでしたが、大人達の勝手な利益の為(政治的考え)に、子供達がこんなに傷ついていることは知りませんでした。私達はこれからどうしていけばいいのですか?教えて下さい。協力できることはしたいと思います。 

*30代 女
 ”知る”ということは、なんて素晴らしいことだろうと思います。悲しみも怒りも乗り越えて、私に出来る一歩を。  写真を撮ってくださった森住さん、この写真展に関わる全ての方に、感謝します。

*30代 女
 こんなにも厳しい現実の中に生きているのに、そこから逃げない瞳の強さを感じました。死と隣合わせで生きているのに、何故?そして、現実を知らないことの罪を感じました。

*40代 女
 劣化ウラン弾の知識が何も無く、こちらで初めて知りました。核爆弾には大騒ぎしても、このような兵器が当たり前に使用されている事を、多くの人は知っているのでしょうか? 知らなかった者としては、もっと知る努力をすることから 始めたいです。  

*40代 女
 自分の無力さを感じずにはいられません。もっと世界中のあらゆる情報や考え方に触れて、いろんな物事に関心を持ち、考え、関わっていく必要があるのでしょう。とても勉強不足であったことを反省しています 

*40代 女
 多くの方が見に来ているのに感動しました。闘病中の子供の写真は、とても痛々しい。人間のおろかさを感じるけれど、同時にたくましさも感じます。日本で今何か少しでも出来ることがあるのなら、協力したい気持ちで  いっぱいです。私は昨年抗がん剤治療を受け、この子達の苦しみがほんのちょっとでも身近に感じています。
 
*40代 女
 イラクの子供達のかわいい姿、むごい写真に胸が詰まりました。この子達の上に、又核兵器が使われるなんて・・・。戦争を止めたいです。

*40代 女
 欲の争いや力の争いで、一番辛い思いをする人は、いつも力のない人達や、子供達だと、思いました。白血病関連の病気が異常に増えており、その原因が、アメリカの攻撃であることは明らかな様なのに、何故そのことがもっとマスコミ等で非難されないのか、とても疑問です。もっと強力に訴えていく方法はないでしょうか?
     
*50代 女
 何の罪も無い幼い子達の笑顔を見て、心が痛くなりました。大人達の勝手で死に直面しているというのに、綺麗でけがれの無い目をして何かを私達に語りかけている様です。二度と子供達の悲しむ姿は見たくないと思いました。

*50代 女
 この企画をされたお二人に、まず感謝します。 まさに百聞は一見に如かず。なんだかんだ言ったって、苦しんでいる者の多くは子供達。戦争がいいはずがない。たくさんの人がこの写真を見て、戦争はいやだ、    平和な世界にしようと、足を踏み出して欲しいと思います。インターネットで調べて、この写真展をやられていると聞き、私も何かしなくては、と強く思いました。

*50代 男
  体内、外の環境破壊が戦争なんだ・・・(写真展を見て)一番大切なもの・・・それは”生命”私達は毎日”食”という形で他の動植物の”生命”を絶ち”生”をはずして”命”という”いのち”を受け継いでいる。生態系を維持できる範囲で・・・しかし、戦争は”命”を抹殺し、地球までも抹殺しようとするのか!!違う形でエネルギーを使ってほしい!!

*50代 女
  同じ命を生きているのに、この悲しみは何なのだろう。ただただ人間のおろかさを見せられて。私の中にも戦いの芽が無いわけではない。これ以上、涙を流す人を作らないように、私は生きていきたい。

*50代 女
  今世界中が、危機的状態にあります。こういう悲惨なことが起きたこと、子供達のことをもっと伝えなければならない思いました。特にアメリカに!!

*50代 男
  ”自分に何が出来るか?”そう問わざるを得ない。

*50代 女
  湾岸戦争後の状況は、あごらの斎藤千代さんをお招きして、お話と映像で少し知りました。その後10年、子供達に白血病等の深刻な状況が広がっているのですね。心が痛みたまりません。それでもまたまもなくアメリカ・イギリス軍はイラクを攻撃しそう。湾岸戦争のときは、”戦争いやだハガキ展”を催したり、小牧基地へ自衛隊出動反対の行動に行ったりしましたのに。何もしていない私自身を、情けなく感じておりました。 静かにイラクの現状を、多くの人々に知らせる写真展は、とても素敵な行動に思います。ありがとうございました。

*50代 女
  この子達の上に二度と爆弾を落とさせてはならない!イラク攻撃に反対します。日本は、アメリカの戦争に、手を貸してはならない。世界の人々と共に、戦争を止めなくてはなりません。イラクへの、経済制裁を解き、早く子供達・国民に必要なものや、薬やノートがわたって平和が訪れることを念願します。この様な企画をしてくださって、ありがとうございます。

*60代 女
 核を世界一持っているアメリカの横暴さにまったく腹が立ちます。戦争は地球にとって、一番大きな環境破壊です。戦争反対!平和大好き!
 
*70代 女
 見ているのが辛いです。辛いけど、ちゃんと見せてもらいました。ありがとうございました。ご苦労様です。これを企画実行された方々に、感謝します。この写真を見ると、人間の天敵は人間であるという、ひとつの現実をほんとうに苦しく辛く思いました。