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イラク レポート 2004/2〜4 #15


[シーア派の宗教儀式アシュラ] [サファアに会ってきた] [厚顔無礼な米厚生省役人]
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[ツワイサの原子炉] [林立するパラボラアンテナ] [サドルシティーで米軍と住民が衝突] [帰国しました]
白血病のアブドゥール君関連を継続取材しています。ご注目ください。

ツワイサの原子炉

3月24日
 バグダッド南東25キロにあるイラクの中心的核施設であったツワイサ核施設の略奪に ともなう核汚染被害の取材に行ってきた。 同施設を抱える地元の行政担当者が、小型バスを出してくれ、小学校や被害者の家を案内してくれた。
 途中、核施設の写真をバスの中から撮らせてくれた。 施設は広大な敷地で、中心部に四方を土盛りして外部から見えないようになった場所がある。 それでも、原子炉の設備らしき煙突や建物などが見えた。
 1981年にイスラエルのミサイル攻撃で原子炉が破壊された後、放置されていたが、 先日の地元民の話では、ここにも住民が入り込み原子炉の金属を持ち去ったという。 動いていないとは言え、原子炉内部は高レベルの放射能汚染がされているはずである。 炉心内部に入ったと思われる住民は、数日後に亡くなったと言っていた。
日本時間 3/25 20:54着信


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